アプローチの考え方(ロベットブラザー)
個人的な身体の読み方になります。
後頭骨と仙骨は脊髄硬膜を介して
骨→膜→骨 の流れで変位の影響を受け取ります。
患者さんの後頭乳突縫合付近を触った時に硬さを感じる同側の股関節(腸骨)にアプローチをかけると
後頭乳突縫合が結果として緩みます。
これにより、後頭乳突縫合の硬さから
狙うべき臀筋と股関節の悪さの指標に利用することもできます。
先日姪っ子(4)が頚椎をコキコキ鳴らす癖がある。ということで診たのですが、
直感半分でしたが、右の股関節周囲の負担を後頭乳突縫合から読み取って
「右の股関節なにかあった?」
と聞いたら姉が
「幼稚園で男の子に乗っかられて…それやわ!」
というように心当たりを即答で。
右の腸骨筋、大腰筋、内転筋、臀筋群
仙腸関節アプローチをすることで
後頭乳突縫合が緩み後頭骨とC1-2のアライメントに影響するように整えました。
深いアプローチになると抵抗が出そうだったので
また来た時に軽く身体を見させてもらうようにし
姪っ子はごきげんさんで飛び回っていました。
昨夜からの爆弾低気圧に伴う降雨や気温の変化、感染などにより
身体の状態が変化に順応できなくなり
負担が出る方が多くなる時期です。
不調の原因が突き止められたら改善は早いので
症状が重たくなる前に周りの先生方に是非ご相談ください。