ヨガの効果とその呼吸法について

ヨガの効果とその呼吸法について整体の見地から解説します。

 

ヨガに取り組む方の多くの感想

  • 基礎代謝がUPして痩せやすい体に変わる
  • 血液循環が良くなる
  • ヨガの呼吸法で緊張が弱まり冷え性改善
  • ホルモンバランスを整える効果もある
  • 慢性腰痛に12週間のヨガプログラムが一般ケアより有効
  • 筋収縮と深い呼吸によって体液循環が良くなり内蔵疾患も改善

 

過去、武道や、氣功の訓練を積んだものとしての考察をする

 

ヨガの目的とは?

ヨガのポーズや呼吸は最終的に丹田のイメージを明確にするための訓練

そしてそれとつながる正中のラインを動きの中で作り上げていくドリル

それがチャクラという表現になってくる。

 

丹田とは骨盤底筋、腹横筋 横隔膜により囲まれたヘソ下のゾーン

ここを鍛えることで横隔膜(筋膜)からつながる腹膜に刺激を送ることが出来る。

武道の型にもそういう側面がある。

さらに呼吸をゆっくり長く行うことで横隔膜、骨盤底筋、腹横筋を鍛えることが出来る。

ゆっくり呼吸をすることで自らの内蔵にたいして緊張を緩和するきっかけを作ることができる。

さらに骨盤周囲の筋肉の状態が理想的になってくると1次呼吸にも良い効果が発生する。




1次呼吸とは?

簡単に表現すると頭蓋骨と骨盤をつなぐ脊椎を流れる脳脊髄液の循環のリズム。

このリズムが整うと頭蓋骨の緊張が取れ視床下部に対しての緊張も緩和することによりホルモンバランスに好影響が起こり、

そして、緊張の緩和により自律神経のリズムも整うことで交感神経、副交感神経のリズムが乱れ、困っている方にも有益になります。

 

ただ、ヨガの目的と到達点を理解して日々取り組むのと

何も考えずに動きのみをトレースする場合とでは効果も変わってくるかもしれません。

 

私個人としては過去に合氣道と出会っており、そこで既に呼吸の訓練が取り入れられていました。

 

 

限りなく長く吸い 長く吐く

 

しかし、息を長く吐くことはできても、長く吸うことはとても難しい

長く吸うことができるようになっているとき、

おそらく横隔膜のトレーニングは進んでおり

内蔵に対するセルフアプローチができるようになっているのだと思う。

 

そして、拳法に取り組むことで背骨を中心とした軸を作るイメージの完成

社会人になりゴルフにのめり込む中で

スイングの追求の中で発見した上半身の脱力

それらの複合によりある発見がありました。

 

それら実学により見つけた感覚がある本との出会いで確信になる。

私は全くヨガに取り組んだことがないので

ヨガを追求している方には周知の事実かもしれないが・・・

日本に初めてヨガを広めた中村天風氏

こうして天風は、1911年5月25日に日本への帰路に就くが、その途中経由地であったアレキサンドリアにてインドのヨーガの聖人であるカリアッパ師と邂逅。そのまま弟子入りし、ヒマラヤ第3の高峰カンチェンジュンガ山麓にあるゴーク村で2年半修行を行う。この修行を通じて結核はすっかり治癒し、さらに悟りを得るに至った

当時死の病である結核の中でも急速に症状が進む奔馬性結核に蝕まれあらゆる治療法を試みたが最終的にはヨガにて悟りに到達し、治癒

 

この時ヨガにてたどり着いたのが クンバハカ という方法なのですが、

 母なる大地に両足を踏まえ、「肩の力を抜き、肛門を締め、下腹に気を込める」ことで、クンバハカの体勢となります。

出典 天風五輪書

と表現がなされているが、これは表現の妙で実は肛門を締めるという部分の表現を少し変えて

肛門を内側にすぼませる 程度であると取り組みやすく、

さらに下腹に気を込める ともあるが、決して力は入れないこと。

骨盤とお腹周りの筋肉でお腹の中にあるボールを

前後左右から支えるようなイメージで個人的には取り組んでいる

 

そして、中村天風氏と合気道の開祖植芝盛平氏それぞれに師事し

植芝盛平氏存命の間に合氣道十段の許しを得た藤平光一氏が

このクンバハカについてわかりやすく解説をしている。

 

そして、この藤平光一氏が立ち上げた心身統一合氣道こそが

私が幼い頃学んでいた合氣道でもある。

 

書籍の中で参考になるものを紹介していきます。

詳細は以下になります。


まずは中村天風氏の2作

藤平光一氏による2作

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP
MENU