なぜ蝶形骨なのか??

最終的に蝶形骨がポイントになっている

カイロプラクティック オステオパシー 太極拳 瞑想 ヨガなど

様々な施術や健康法があり、最終的には蝶形骨を整えることがポイントになっているものが多いように感じる。

背骨の歪みを整えて後頭骨と連結している蝶形骨へ。

クラニアルを施すことで周囲の頭蓋骨を緩めてから蝶形骨の可動域を出し

呼吸法などで蝶形骨や松果体へのアプローチをかけることもできる

蝶形骨とは、23枚ある頭蓋骨中心に当たる。


蝶形骨と後頭骨の屈伸運動が脳脊髄液(CSF)循環を促す1次呼吸のベースとなっているので

ここに可動がないと1次呼吸が乏しくなる。

これは頭蓋骨および仙骨のポンプ機能が低下していることになる。

さらに他の12枚の頭蓋骨と接している。

蝶形骨は頭の中心から外惻翼突筋で下顎と繋がっている。

口の開閉をするために重要な支点(起始)になっている。
蝶形骨にはトルコ鞍というくぼみがありそこに脳下垂体が収まっている。
脳下垂体からは7種類のホルモンが分泌され心身のバランスを保っている。

アナトミートレインのディープフロントライン(DFL)の項目を見ると

DFLは頭蓋骨と接続する場所は後頭骨基底部になる。

後頭骨と蝶形骨は前後で直接接続しており先述の通りCSF循環ポンプそのもの

DFL連鎖で前縦靭帯から横隔膜 心包 胸郭膜とも連鎖する。

1次呼吸 2次呼吸(肺呼吸)のリズムを意識的に合わせるのも良いかと思う。

下垂体

下垂体(かすいたい)は、様々なホルモンの働きをコントロールしている部位です。大きさはえんどう豆程度で、前葉と後葉からホルモンを分泌し、生体の機能維持を司っています。

下垂体前葉からは6種類のホルモンが分泌されます。

  • ・成長ホルモン
  • ・甲状腺刺激ホルモン
  • ・副腎皮質刺激ホルモン
  • ・性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
  • ・プロラクチン(催乳ホルモン)

また、下垂体後葉からは2種類のホルモンが分泌されます。

  • ・抗利尿ホルモン
  • ・オキシトシン(射乳ホルモン)

https://ghw.pfizer.co.jp/adult/pituitary/function.html

脳からの指揮命令系統として、脳の指令を細胞や臓器に伝える方法として

ホルモン(物質)と神経(電気)の2種類がある。さらに細胞や臓器は自らの判断もできる

二重支配。

細胞同士でもホルモンを放出しあい情報交換をすることで体をベストの状態に持っていっている。

では、脳を操作しているのは?細胞に意思があるのか?

そうです。有名な自律神経がそれです。

 

蝶形骨の動きを出せば自律神経(脳幹)が復活する

自律神経(交感神経 副交感神経)が乱れてしまい交感神経優位や

その逆の副交感神経優位パターンで不調に苦しんでいる方が多い。

上記PDFの論文では

「天気が崩れ始め体調を崩した被験者の頭蓋の動きが乏しく感じる。」

ということで、頭蓋骨の動きと不調はリンクすることが考えられる

1次呼吸のベースとなる蝶形骨と後頭骨を整えることで脳幹に対してのアプローチも促され

脳幹の働きの循環 嘔吐 嚥下 呼吸 唾液などという自律神経の神経核にもなっているので

蝶形後頭関節を整えるために、頭蓋骨の中心に埋もれて身動きが取れなくなっている蝶形骨のために

周囲の頭蓋骨の可動域を増やして最終的に蝶形後頭関節の可動域を出すために

様々なアプローチに取り組むことが良いと考えている。

 

歌や呼吸の 横隔膜〜後頭骨基底部〜蝶形骨 という呼吸ベースの方法

クラニオセイクラルセラピー ライオンあくび体操 BSセラピー などなど。

安全に蝶形骨への調整ができるようになるために、知識と技術をもう少し

しっかり定着させるために努力します。

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